2010年11月 大会後の皆様からのメッセージ

あぶさんの皆様へ From Etsuko

あぶさんOB・OG、そして現役の皆様へ

あの熱い日曜日から昨日で丁度1週間が経ちました。この1週間、今までソフトボールの話をしたことがない方からも「あぶさん優勝おめでとうございます」と握手をされたり、他チームをはじめとるす沢山の方々から祝福のお言葉を頂きました。

そして昨日、私達はいつもの時間にいつものグランドに集合しました。私が覚えている限り、この1年で一番多い人数が集まったのではないかと思います。山田キャプテンを真ん中にストレッチをする時の輪が久しぶりに大きな輪になりました。ノックを受ける皆の意気込みにも今までとは違ったものを感じました。そして、練習後のいつものランチも久しぶりに長いテーブルにずらりとあぶさんメンバーが並び、久しぶりにお昼から皆でかなりの数のタイガービールを空けました。

先程、副キャプテンの飯草昇からもメールがありましたように現役あぶさんは盛り上がってきました。先週、あぶさん林とあぶさんアフリカで参戦して頂いたOB・OGの皆さんの熱い心が確実に現役あぶさんに伝わってきています。


先週、アヤラジャのグランドで経験したことは、私にとって夢のようなことでした。半年以上も前から、このことを夢見てきましたが、まさか現実になるとは。今までのあぶさんと今のあぶさんがあのグランドに集まり、皆の強い想いが大きな力となってあぶさんを動かしました。今考えれば、今までのあぶさんを祝福してくれ、これからのあぶさんを奮い立たせてくれる力だったように思います。(試合前に賢太郎さんが熱で倒れた際に、お賽銭を奮発してもらってちゅんそんに神社に祈願に行ってもらったお陰もあったかもしれません。ちゅんそん、有難う。)

この数ヶ月間、我々現役メンバーは11月7日に今でも元気なあぶさんをOB・OGの皆さんにお見せしたいという一心でキャプテン山田を中心に取り組んできました。今まであぶさんを築き上げてきて下さった賢太郎さんがいなくなった後のあぶさんは一体どうなるのかという不安や焦りも心の中にありました。今までのあぶさんは凄かったということを聞いても所詮耳にするだけでは、どれだけ凄いのか想像ができなかった現役メンバーもいたのではないかと思います。でも、今回の大会で皆さんの情熱やパワーを私達は全身で感じ、それに深く感動しました。そして私達に新たな目標ができました。現時点では、私たち全員の力を合わせてもやっと賢太郎さん一人分になるくらいなのかもしれません。でも一人一人が今出来ることをやろうという意志のもと少しずつではありますが、動いてきています。OB・OGの皆さん、私達をこれからも応援して下さい。いとうちゃんが言う通り、私達は毎週練習が出来ること、試合で再び金メダルを狙うことができるという恵まれた環境に感謝して100%の力を注いでいきたいと思います。


【最後になりましたがあぶさん林さんの皆様へ】

今回一緒のチームで戦わせて頂き本当にどうも有難うございました。皆さんが現役時代にあぶさんAで一緒に味わったあの独特の緊張感と優勝したときのあの言葉に表すことが出来ないほどの喜びを再び一緒に味わうことが出来、最高に幸せな一日でした。肝心なときに活躍できない私ではありましたがみんなのプレーに感動し、NMRさんと対戦した3回戦の頃から決勝戦まで涙腺が緩んで大変でした。キャッチャーマスクという顔を隠してくれる有難いものに感謝しました。私は、あぶさんAで賢太郎さんのキャッチャーをやらせて頂いた頃からソフトボールが大好きになり、もしも最後の大会という時がくるのだとしたら、絶対にキャッチャーをやらせてほしいという我侭な願いがありました。今回頂いた金メダルは私にとって今までのどれよりも重く、意味があるものとなりました。ありがとうございました。


大変長くなりましたが、OB・OGの皆さん、現役あぶさんの心に火をつけて下さって本当に有難うございました。皆さんが残していって下さった火はこれからのあぶさんにとってとてもとても大きな意味を持ちます。

新監督のチャックが言う通り、私達はいつも同じ時間にいつものアヤラジャにいます。シンガポールにお越しの際は、またはシンガポール近辺にお越しの際は必ず立ち寄って下さい。

その時にも変わらず強く、元気一杯のあぶさんをお見せしたいと思います。
本当にどうも有難うございました。

悦子
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